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さて、聡明な読者諸氏はお気付きのことと思うが、最近の僕は本とかCDとかを結構サクサクと買っている。こういう時期ってのは、バイオリズムみたいなもんで、こういう「確変」みたいな時期には（この表現はあんまり悪いニュアンスで読んで欲しくはないのだが…）自分的な購入基準の線引きがやや『甘く』なる。まあ今がまさにそんな感じなのだが、実はここ数日ずっと探してる本が見付からないのだ。その本の著者は俺的には余裕でストライクゾーンのはしのえみ。エッセイらしいが、多分はしのえみがにじみ出ていて幸せな気分になれる本だと思う。だってタイトルが『はしのの箸休め』だよ！あぁ、あまりにも素敵すぎ。痴漢男の言葉を借りれば、「俺がリングに沈む音が聞こえる」って感じ。そのタイトルだけで買う価値がある気がする。しかも発売に合わせて握手会やったんだって！超行きたかった!!!…俺のセコンドが白タオルをリングに投げ込むのが見えるぜ(笑)。
ま、まあ、それは一応さておき、今日もそのはしの本を探しに行った本屋で、嬉しいヤブヘビ、愛読している山田玲司の1on1対談漫画の『絶望に効くクスリ』の最新巻（第４巻）を発見して、当然、購入。当然、帰宅後に一気に貪る。あー。
しかしまた今回も、有名どころでは水木しげるとかゼブラーマンつながりで哀川翔アニキとか、糸井重里とか、そういえばムネオちゃんとモメてたNGOの代表の大西さんとか、F1解説の今宮純とか、ロケットを作ってる人とか、チャパツサーファーの整体師とか、またしても多彩で、かつ結果的に誇るべき無二の人生を送ってきた人々が続々と登場。
共通するのは自分のしてきたこと、築いてきたものに対する絶対的な自信と。もちろん弱い部分もあるし、まだまだ葛藤しておられたりもするけれど、どの人も『自分との約束』をかたくなに守って貫いてきたってことで、その積み上げてきたものが、真の強さというか、人間力とでも言うべきなんじゃないかなって思う。
やっぱり自分で引いた自分のラインには責任持ってこだわっていきたいもんね。かくありたいもんですのぅ。

絶望に効くクスリ―ONE ON ONE (Vol.4) (YOUNG SUNDAY COMICS SPECIAL)