げひらの草子

おむこんです。じわじわきてくれれば幸いです。ねえ聞いて、言葉は無限、だったらダジャレもきっと無限。(本文の内容とタイトルはあまり関係ないことが多いです)。『うたしりとり』は、「俺はググらない!」という鉄のルールがあります。故に力を貸してください。タイトル、うたしりとりの既出はブログ内検索(プロフィールの下の「記事を検索」)で調べられます。

omcon2005-01-06

こんばんは。初スキーから二日経つのにいまだに尻筋が筋肉痛のおむこんです。しかもなぜか左側のみ・・・。
っていうか、待望の第三巻はいままでで一番おもしろかった☆って本です本。以前にもこの日記で絶賛したことがある、山田玲司のワンオンワン対談マンガ『絶望に効く薬』の第三巻を営業中立ち寄った本屋にて発見!即購入した。ホントの目的は一緒に買った『電車男』だったんだけど、帰宅してガッと読み始めたのはやっぱり『絶薬』だった。
しかし面白かった!今回の対談相手はメジャーどころだと加藤登紀子さかなクン五味太郎城彰二、他にはHIV予防の啓発団体の代表、「日本失敗学会」の代表、フジロックを立ち上げた人に科学にも長けたお坊さんなど、今回もいろんな人生背負って人生生きてる人たちの言葉がバシバシ心に刺さった。城のフランスW杯の時の「理由」は腑に落ちないけど、当時はちょっといじめ過ぎたかなとちょっと反省した。ちょっとだけだけどね(笑)。あとはカッコいい先人たちのオンパレード。共通してるのは自分だけの価値観を毅然と言い切っているところ。五味太郎さんなんか、絵本読んで想像してた作者像とだいぶ違う感じだった。って詳しい内容バラしたらつまんないので、とにかく買って読んでみてよって伝えたい。自分に響く言葉が見付かると思うよ。それで700円でお釣りがくるんだよ。それが惜しかったらウチまで借りにきてね(笑)。
そういえば、ここ数年、かなり魂を注いで年賀状を作っているのだが、毎年その本文の中に『そこまでの人生の結論』を書くようにしている。ちなみに今年の元旦に僕のアミーゴ達に送った年賀状には「すべてのものはなるようにしかならないけど、どうなっていくかはある程度見定めていくことができる」と綴った。すべての事象は理由、原因あってのことなのだから、自分が事象の理由、原因になっていけばある程度思う方向に動かすことができるし、それを見極めることができるのだとしたら、事象の動いていく方向をある程度予測することもできるだろう。でもそればっかりでは動かない。自分が想像もしていなかった角度や大きさの原因、理由だって常に起こりうる、現れうるのだ。だから結局なるようにしかならないとしか言えない。だから要は結局自分が完全には主導権を握れないこの日常ってヤツをどう捉え、どう受け入れ、どうツッコミを入れ、どう楽しむかってことだろね。僕はここが人生の基本だと思うし、例えこの先僕が歩く道がどんなであれ、ここははしょりたくないところだ。ま、今年の年末にはまた180度考え方が変わってるかもしれないけど(笑)

ともかく、『絶望に効く薬』第三巻、強烈オススメ本です!

絶望に効くクスリ―ONE ON ONE (Vol.3) (YOUNG SUNDAY COMICS SPECIAL)

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