こんばんは、飛石なんとやらじゃないけれど、今日は一日仕事してきましたおむこんです。今日は友引でしたのでお葬式をやるわけにはいかなかったのです。
とはいえ早めに仕事は切り上げて、明日の告別式の段取りなんかを話しつつ夕食。そしてその後で今晩うちに泊まる、80余にしてかなりお元気な通称『川崎のおばちゃん』と二人でゆっくりお話をさせてもらえる時間ができて、すごくためになる話がいくつも聞けた。やっぱり人生経験は物語に厚みをもたせるもので。幸せも宿る相手を選ぶのだって話や、愚痴をこぼしてる暇があったらその時間を能動的に過ごした方がずっといいわよって話、例えば電車に乗ったら同世代よりもできるだけ若い子たちの近くに座って、例えば森に踏み入れたら一番太い木の幹に手のひらを当ててパワーを分けてもらうのだって話、それぞれに心に響いてきたのだけれど、一番はおばさんの『最近の人たちはどうしても我慢ができないのよねぇ』というつぶやきでして。生活の便利さと心の余裕は往々にして反比例してしまうものなんだよなあと深く考えさせられました、この夜は。
そして、だからこそ僕は!……いや、だからこそ僕らは!