皆に見取られて、本日我が家からひとつの御霊が空へとかえっていきました。
かなりの薬を飲んでいた割には、壷がいっぱいになるくらいの骨が幸いにも残ったし、喉仏がなぜ喉仏と呼ばれるかということも、神々しく残った喉仏の骨を見ることで心に刻み込めたし。出棺の時から、人生でたぶん初めてあとからあとからの涙を止めることができなくなっていたんだけれど、いざじいちゃんが骨になってしまったら、もう御霊はここにはいなくなったんだな、と涙も止まって、体のスイッチも自然とお見送りモードに切り替わって。
告別式も皆の心がある、とてもいいものでした。でもお経の間に睡魔に負けそうになってすいませんでした。通夜も、幸い祭壇の火は絶やさなかったけど、ずっとは起きていられなかったのにね…反省。
あと、せっかくの週末の朝から祭壇の写メールを送りつけてしまった大事な数名。ちょっと不謹慎だったかもしれないが、どうしても君たちには祈りを捧げて欲しかったので。
ともあれ全てがなんとか無事に済みました。ありがとう、そしてありがとう。
