そしてあっという間のような、ものすごい充実した夢のあとのような最終日の朝はやっぱり早起きで。今日は昼過ぎまでは自由時間だったんだけど、チェックアウトの関係で、たったと荷物をまとめ、手荷物はフロントに預けて颯爽とタクシーで、ある意味桜゛田と同じくらい楽しみにしていたピカソ美術館にびゅーん。そしたらオープン直前の長蛇…中蛇の列。そしたらそれもそのはず、今日は特別に入場無料だとのこと。ちょっと喜びで賑わう美術館の中へ。実は親戚が行ったことがあり、「バルセロナ行くなら見ておいた方がいい」と勧められていたのだけれど、凄かった。若き日のピカソのなんとも万人に美しい写実的な絵が、時代を経るにつれて、だんだんぼやけたり色調が激しくなり、モザイク的な晩年に近づいていく。時代がピカソに写りこんだ…のか。
そして地下鉄で聖地カンプノウへ。ただ、試合は夜だったため、サポーターの数もまばらで、しかもあまりのスタジアムのでかさに、バルサ博物館までは見る時間もなくて、露店の陽気なおっちゃんからいくつかグッズを購入。でもあと半日したらロナウジーニョやメッシやプジョルがここでプレーするんだって思ったら…キュン。
そしてそこからは足早に、でも残ったユーロを消化しつつ、スペインをあとに、オランダをあとにして、わりかし順調に成田へ、そして我が家へ。そして蕎麦を食って感謝の一息。
そしてこんばんは、帰ってきて、ハス嬢とふたり、スーツケースをがちゃがちゃ開けておみやげと荷物を仕分けし、式の時にはゆっくり見てられなかった親友たちの手作りの贈り物をじっくりと…二度くらい泣いてしまったのは内密にしとこっと。照れるから…