そして、今日は初七日。じいちゃんが亡くなってからちょうど一週間。とはいえこの一週間はなんか僕にはものすごく長かった。ものすごく大切な一週間ではあったけれど。晩御飯はじいちゃんの前で軽く熱燗をやりながら、明るく思い出話を家族でした。お通夜の長く唱和したお経の間に僕がトランスしてじいちゃんと交わした会話の話も。
「じいちゃん、これからは俺達を見守ってくれよー」
『それじゃあ、一応やってみようとは思うが、できるかどうかはわからねぇ』
「そっか、でもできれば頼むわ」
『まったく、お前さん達はいつも難しいことばっかりさせようとする…』
「…(苦笑)」
みたいな会話。少し不思議な、なんだか楽しい、でもいかにもじいちゃんが言いそうで、あながち空想とも言い切りたくない、みたいな。
なあじいちゃん、今日は仕事で、後から考えると「なんで?」って自分にツッコみたくなるようなポカミスをやらかしちゃったりしてさぁ。たぶん言われてんだよね、「お前さんもまだまだだぞ」ってね。