こんばんは、社内の誰かにとっては望む仕事であり、僕らのチームにとっては課題に応えた仕事であったはずが、社内の別の誰かにとっては、そのことで不愉快な事象が降りかかる。ついついノリと勢いで仕事に弾みをつける癖のある僕だけど、立ち止まって俯瞰する、俯瞰で見るスキルはもっと身に付けないとと感じたおむこんです。でも、このことの中にある、良かった事を一緒に躊躇の中に括ってしまうことは、してはならないぜ、俺。
そして、そんなことを考えた1日も、いつしか暮れ、『しくじり先生』の最後のヤマ場と、ニュースを挟んで、『プロフェッショナル』のさわりを見て考える。どちらも考えさせられ、教訓がいっぱい転がっているが、どちらがゴールデンに相応しいかと考えると、やはり前者なのだろうな、と思う。ケンワタナベのストイックさは確かに凄い。でもケイヤスダがスポットライトのはじっこから(それが『しくじり』であったか否かは別として)学んだ教訓の方が、より万人に響いて欲しいと思う。「大人だって失敗する」「大人だっていっぱい失敗を繰り返して生きてる」っていう、大人になれば当たり前なことを、今もがいている若い子たちに伝えていくのって大事だと思う。二進法の『1』になれない人間は『0』だ、的な価値観の中で疲れ果てている人達には、こっちのメッセージを送って自己肯定させてあげて、それからケンワタナベの生きざまを味わってもらいたい、って上から言えるほど、俺は偉い人間でもないんだけどね(笑)。