げひらの草子

おむこんです。じわじわきてくれれば幸いです。ねえ聞いて、言葉は無限、だったらダジャレもきっと無限。(本文の内容とタイトルはあまり関係ないことが多いです)。『うたしりとり』は、「俺はググらない!」という鉄のルールがあります。故に力を貸してください。タイトル、うたしりとりの既出はブログ内検索(プロフィールの下の「記事を検索」)で調べられます。

omcon2005-04-03

こんにちばんは、夕方五時にして今日はまだ一歩も家から出てないおむこん(75.2)です。食後歩こうにも雨やし・・・。
それにしても、劇的!九死に一勝!!!今さっき終わったJリーグガンバ大阪VS川崎フロン太くんのBS1にての中継。開幕戦で昇格したての大宮さんにあっさり一蹴されて勢いをプレゼントし、第二節でなんとか鹿さんチームと引き分けて、代表ナビスコでの中断を挟んでのある意味仕切り直しの第三節。今年はワンステージ制になったから今までよりは多少の出遅れは取り返すことができる可能性はあるとはいえ、ここでまたあっさり黒星食らうようなことがあるとズルズルと足に重りがついてしまいそうな、いわゆる踏ん張りどころ。しかもホームだしね。
そんな今日の万博競技場は開花宣言が出た桜も咲き誇り、なんか手頃な好気候な感じに見えたけど、あ、桜はセレッソのシンボルか・・・
ガンバは代表疲れの宮本がベンチを外れ、山口智と二川もベンチスタート。そのため、あまり見慣れてない家長(左MF)、松下(右MF)、青木(右DF:遠藤の30番を継ぐ者)という若い三人がスタメンに名を連ね、しかもキーパーには松代でなく、日野(都築の23番を継ぐ者)が。日野はナビスコから出ているらしいけど、こういうイマイチ流れがよくない時にはこういう刺激もアリじゃないかな、と。
そして試合が始まったのだが、とりあえず序盤の主導権はガンバが握る。中盤のチェックは速いし、トップ下のフェルナンジーニョアラウージョ・大黒のツートップもボールがしっかり納まるし、特にアラウージョは簡単に倒されない足腰の粘り強さがあっていいねえ、と身を乗り出して見ていたら、早速やってくれました大黒の先制弾!!しかもゴール左からの折り返しをトラップ挟まずにダイレクトボレーでサイドネットヘ流し込んだファインゴール。大黒は常に、とにかく、早く、ゴールへ、という姿勢がいい。やっぱりシュートを放つタイミングがワンテンポ、もしくはワンアクション早いのも魅力だね。抜け出しの早さもうなずけるこの天性。レンタルで札幌に出されてた頃を思えばうまくなったよなあ。大黒。とりあえず一歓喜
そしてしばらくはガンバの時間帯が続く。ちょっと心配だった“新スタメン組”もソツのない感じ。しかし日野のゴールキックは、飛ぶ。しかも結構なコントロールだし、人呼んで、あ、呼んでないか、俺呼んで『日野キャノン』(笑)。でもなんか迫力あるんだよね。それに家長もしっかりボールを持てるし仕掛けられていい感じ。まだクロスの精度がいまひとつだったけど、出場重ねて周囲と噛み合ってくれば、もしかしたらイバちゃん以上?なんて期待しちゃったりして…でも楽しみな人材なのはマチガイナイ!この二人は俺的にはレギュラーカクテーイ!…っていうくらい良かった。
守備の方も、ダブルボランチの遠藤のポジショニングと橋本(なんとなく波田陽区似)の運動量とややヒール気味のチェックで決定的なパスはかなり抑えていた…のだが、それでもスペースにボールが出てしまうと、フロン太くんのジュニーニョ、我那覇マルクスという“結果を出してる”オフェンス陣が牙を剥いて襲ってくる。特に去年のJ2得点王のジュニーニョの速さは特筆に値。瞬間の速さはエメルソン級です。マジ。
しかし、だんだん流れはフロン太くんに。ボランチとオフェンス陣の距離が開いて中盤にスペースを与えたのと、アラウフェルナンがあまり周囲を使わないのが相手DFに伝わったのもあっただろうし。しかし、その辺もなんとか凌ぎ切り、しかし追加点も取れず、一点リードでハーフタイムへ。
そして後半。相変わらずの一進一退で、「このまま逃げ切りコースかな」なんて頭をよぎった途端にあっさり決められた同点弾。う、すげーイヤな予感…。
しかし、今日のガンバはここでは足は止まらなかった。そして山口智と二川という“スタメン級”二人を投入して、流れをなんとか維持しようとする西野監督。そしてやってくれました大黒の二点目!!これもボールを受けてからの“速さ”が生きたファインゴールだった。ヨシ!ヨシ!ヨシ!これで凌げれば…と祈っていたら、あってはならない後半ロスタイム、フリーキックからのガンバゴール前の混戦で、フロンターレのハンドと勝手にジャッジしたガンバの選手達が、審判の笛も鳴っていないのに、勝手に足を止めてハンドをアピールしているうちにちょろんとゴールに押し込まれ、最悪の同点。確かにVTR見た限りでは限りなくハンド臭いプレーだったけど、いかんよ早合点は、予断はいかんよホントにいかん。
「あーサイアク、まぁた勝ち点1かよ」とTVの前でブースカ言ってたら、訪れたサイコウの奇跡!家長の執念で得たフリーキックを遠藤→山口智!!執念のヘッド!!!
ともかく良かった。この勝ち点3の意義はデカイっすよ。もちろんあの最悪のロスタイムの教訓はしっかり心に刻んでもらいたいものだけど、今日の執念はしっかり覚えていてもらいたいもの。家長も日野も収穫だったし、宮本がいなくてもある程度守れることがわかったし。ぜひともこの勢いを、俺が久々に生観戦に乗り込む再来週の日産スタジアムのFマリ戦に繋げてもらいたいもんだよねー。
しかし、フロン太くんの監督のピッチへ指示を送る声はデカかった・・・(/◇\)。