げひらの草子

おむこんです。じわじわきてくれれば幸いです。ねえ聞いて、言葉は無限、だったらダジャレもきっと無限。(本文の内容とタイトルはあまり関係ないことが多いです)。『うたしりとり』は、「俺はググらない!」という鉄のルールがあります。故に力を貸してください。タイトル、うたしりとりの既出はブログ内検索(プロフィールの下の「記事を検索」)で調べられます。

 でも、改めて天災の恐ろしさをすごく感じさせられ、今もなお感じています新潟県中越沖地震。こちらも震度3か4くらいの結構な揺れを感じたらしいんだけど、ちょうどハス嬢とふたりで入院中のお父さんのお見舞いに到着する直前で車を運転していたので全く気付かなくて、病室に入ったらどのテレビも地震の速報が流れていて、「今かなり揺れたぞ!」ってお父さんとお兄さんが興奮していて初めて知ったという次第。だんだん伝わってくる惨状とねじ曲がり、倒れ崩れた“あたりまえ”のものや建物、設備たち。止まってしまったライフライン。直前の台風が日本海側は通過しなかったことやお昼前にも関わらず、火災があまり発生しなかったらしいことはまだ良かったかもしれないが、惨状を見るにつれ、胸が痛む。もう大きな余震が来ないことを祈るし、被災してしまった方々が早く平穏な日々を取り戻せるよう、とりあえず安倍ちゃんは参院選向けのパフォーマンスでもいいから全力を傾けて欲しいと強く思う。
 しかし、この地震を受けて報道各局の複数のキャスターやら記者やらの取材班が相当人数、震源地付近をうろうろしているようだが、ちょっと人数制限とかかけられないのかなぁ?って思う。もちろん事実を伝えてくれることは大切なんだけど、たぶん東京からある程度の人数でそれぞれ乗り込んできたんであろうそれぞれのリポーターが「いまだに“道路事情”などによりこの体育館には食料が届いていないんです」なんて喋ってるのを聞くと、なんか到着する順番がおかしくない?って思ってしまうんだけど。
 しかし、原発から放射性物質を含んだ水が海に流れ出たり、以前の中越地震を受けて耐震補強をしたという家具が倒れていたりと、早急に事実を受け止めて対策をうたなきゃいけない恐ろしい事象も発生しているのもまた事実で。これからも日本に住んでいく限りは地震はおそらく避けては通れないだろうし、そこはお偉いさんの皆さんにお願いしたいです。
 でも今夜は中越沖地震の余震だけじゃなくて、やけに地震のニュース速報が流れるのを見るにつけ、本当にこれ以上重ねての災いが起こらないように祈らずにはいられない。