報道ステーションが、一生懸命、10年前の報道の姿勢を振り返って反省していた。大事なことだと思う。
誰もが未経験のことだったのだから。
もちろん、ない方がいいけど、もし今後、同じような巨大な地震が起きた時にはその反省は生きると思うし、それをみんなでやることで、社会が強くなれると思うから。
あの日、朝イチであのお得意先へ急ぎの配達してたなあ、とか、特ちゃんはまだハス嬢のお腹の中にいたんだなあ、とか、その時は、あの先生と受付越しに話をしていて、なんか波打つような目眩のような感覚になって、すぐにそれが地震だとは気付かず、先生がネットの画面を見て、「大きな地震があったらしいよ」と教えてくれて、営業車に戻ったら、FMラジオも報道に切り替わっていて、事の重大さを知ったなあって。覚えている。そして帰宅してテレビから流れてくる現実とは思いたくない映像の数々に衝撃を受けて布団に入ったら、長野県でも大きな地震があって、枕元で緊急地震速報が鳴って全身が硬直したことを覚えている。でも翌日が土曜日で営業会議で、それは予定通りに行われて、なにもこんな時にと腹を立てながら車を走らせたのを覚えている。
そして10年。個人的にも色々なことがあったけど、子供たちも大きくなって、家族で過ごせているのは何よりのことで。忘れないこと、忘れること、どちらも大事だとは思うけど、未来はね、視野に入れておかないと。だね。
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明日も引き続き。いよいよですよ。
