げひらの草子

おむこんです。じわじわきてくれれば幸いです。ねえ聞いて、言葉は無限、だったらダジャレもきっと無限。(本文の内容とタイトルはあまり関係ないことが多いです)。『うたしりとり』は、「俺はググらない!」という鉄のルールがあります。故に力を貸してください。タイトル、うたしりとりの既出はブログ内検索(プロフィールの下の「記事を検索」)で調べられます。

ジルーの女神

月並みですが、

あぁ、ワールドカップのある星に生まれて良かった!
自分たちの代表がワールドカップで戦える国に生まれて良かった!
結果はついてこなかったけど、ベルギー相手に怖じることなく、勇猛に戦ったサムライブルーの戦士たち。
誇りです。
間違いなくここ数年で見たすべての試合の中でのベストゲームでした。
きっと次回もタクトを振るだろう柴崎の見事に切り裂いた鋭く美しいロングパスからの原口。あれだけ才能ある中盤の若い選手に囲まれて、一番楽しかったんじゃないかと思う香川からの、乾。
いつだっけ、日本代表が流れの中で点が取れないなんて言われてた時代って。
ホント、2-0でリードした時は、たぶん日本国民のほとんどが「まさか、もしかして、いけるんじゃね?」と、史上最強のワクワク感を味わっただろうし。
でも、そこからのベルギー、見事だったけど、あのおそらく狙ってはいなかったヘディングから、流れが行ってしまい、そして彼らはそれを全力で手離さなかった。まあ、もし、日本にプジョル様のような、デサイーさんのような、ゴール前にそびえ立つセンターバックがいたならば、2点目は防げたかもしれないが、いなかったので。
最後のカウンターにしても、攻めの姿勢を貫いた結果で、おそらくあの流れでは延長に入っても展開は苦しかったと思うので、表裏一体の仕方のないことだったと思う。しかし、あのカウンターは、教科書に載せてもいいようなお手本のような見事なカウンターだったね。しかも、ルカクの向こうにもう一人いるという。ぐうの音も出ないくらいの、速く、美しく、それでいて正確なカウンターだった。
でも本当に胸を張って帰ってきてほしい。
この経験を、次を目指すこれからの戦士たちに伝えて欲しい。

そして、また、サッカーに酔いたい。