げひらの草子

おむこんです。じわじわきてくれれば幸いです。ねえ聞いて、言葉は無限、だったらダジャレもきっと無限。(本文の内容とタイトルはあまり関係ないことが多いです)。『うたしりとり』は、「俺はググらない!」という鉄のルールがあります。故に力を貸してください。タイトル、うたしりとりの既出はブログ内検索(プロフィールの下の「記事を検索」)で調べられます。

希望の私

皆、神妙。
そして、とにかく現地の声を求め。
今日のラジオはほぼ、かような足並み。
もちろん四年前にあったことを思えば、当然なのかもしれないが、きっとあらゆるマスコミが、東北の、できれば何かしらの立場のある方にアポイントを申し込んだんだろう。
僕が営業車で聞いていた番組にも、ご婦人のグループのリーダー格のおばさまが電話出演し、徐々に自立していく人々の姿を誇る一方で、いまだに思うペースでは進まない復興のやり方に怒りをぶちまけていて、それがすごくリアルで。
もちろん、震災以来、現地に踏み入れてもいない僕の勝手な意見なのですが。気に障った方がいらっしゃったら、すみません。
今日という、他にない日にあたって、リアルを感じることは必要。もちろんその時間に黙祷を心から捧げることも必要。僕も心から捧げました。
ただ、皆が一様に神妙になることを、東北の方々が求めていたのかな、とも思う。
こういう時に、よく出てくる議論なのだけれど、「忘れないこと」と「忘れること」と、どちらに向かうのか。流れる時間の中で、いつか後者の時間の割合が増えているように、それには、物理的な被害を元に戻していく、行政の手が不可欠であるし、僕らが忘れずに思い続けることも大事なのだと思う。
まとまらない話で申し訳ないですが、僕が「今日」と向き合って、生み出したものです。