もしかしたらと大観衆が思い描いた軌道よりだいぶ天高く、そのボールは飛び、空に消えたようにも見えた
そう、まるで、この一ヶ月の終わりを告げる花火のように
そんな書き出しの小説を書きたくなるような決勝戦だった。
両チームとも気持ちと体と意地と技術のぶつかり合う熱戦。
ただ、持ち札がドイツの方がやや豪華であった。
でも面白かった。そして次回のロシアでは改めて伝説を刻んでくれるであろうこの人をもじってくれたのは、僕の右腕であり、左腕でもあり、右足でも左足でも脳みそでも上半身でもある、コノヒトでした。ありがとう。おむこんでした。オブりガード、僕的MVPはマスチェラーノ。