毅然と恭しく。
僕の理想とするスタンス。
まだ十代の沙羅ちゃんの、競技後のインタビューの受け答えはまさにそのスタンスだった。
勝者にドラマがあり、また勝ち得なかった者にもドラマがある。平野くん、平岡くんに県民栄誉賞が検討されているみたいで、それは素晴らしいことだが、その影でメダルを逃した絶対王者ショーンホワイトがいて、彼がもし一本でも本来のパフォーマンスを見せていたら、平野くんだけにスポットが当たっていたんだし、だからこそ見ているこちらも本気になるんだし。暁斗さんも見事。リアルタイムではないが、かなりドラマを堪能させてもらっているおむこんでした。では。