俺は思う、ひとりの鉄としてではあるが。新幹線とか超特急ってのは“夢”であるべきなんだと。それはもちろん子供にとってもだし、大人にとってもだと思う。今回の中国の新幹線の事故はいくら滑り出しのタイミングであるとはいっても、起きては欲しくなかった事故であるし、新幹線同士で追突なんていまだに信じたくもない。ただ多くの方が亡くなられたのも事実で、まず祈りを捧げたい。しかし、まだ中に人がいるのに事故車両を壊し始めたり、ましてやそれを地中に埋めようとした中国政府のやり方は恥ずかしいとしか思えなかったが、さすがにそれは中国の世論が許さなかった。もう政府が押さえきれない勢いで世論がふくらんでいるようにも見える。なぜここまで膨らんでいるのかと言えば、事故の重大さもあるけれども、“夢”を政府が踏みにじったからだと思う。もちろん今回のような痛ましい事故は起こって欲しくはなかったけれども、中国という国が一皮剥けるきっかけになりうるのかもしれない。“夢”は大人達が命懸けで守ってあげなきゃいけないんだという教訓とともに。おむこんでした。スタジオお返しします。