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一週間。
改めて、屋根があって、食べる物があって、暖かい布団で眠ることのできる幸せを、まさしく何よりの大きな幸せに感謝をしてもしきれない一週間だった。

たぶん、この一週間に見たあまりにも衝撃的で悲惨で、でも現実に起こってしまったあの映像は、きっと一生頭の中に残ると思う。
そして、日本中から、そして世界中から東北に寄せられた温かい気持ちと捧げられた祈りも忘れずにいたいし、東北を思う気持ちは今ひとときではなく、ずっと持ち続けていたいと思う。

ただ、現地では、まだ救援物資が行き届かない避難所もあり、いまだに万単位の行方不明の方がいらっしゃる。そして福島第一原発も、沢山の人とヘリと特殊車両の頑張りに関わらず、状況は好転せず、むしろ危険度が引き上げられたりしている。
でも懸命にたくさんの人が必死で作業をされ、徐々に避難所へ向かえる道も車が通れるようになり、徐々に救援物資が行き渡っていきそうだという話も聞く。燃料不足を解決すべく、沢山のタンクローリーが被災地を目指しているという話もあった。

もう堪えて耐えての一週間だったと思いますが、避難民の皆さん、もう少しだけ辛抱して下さい。きっと少しずつは明るくなっていくはずですので。