げひらの草子

おむこんです。じわじわきてくれれば幸いです。ねえ聞いて、言葉は無限、だったらダジャレもきっと無限。(本文の内容とタイトルはあまり関係ないことが多いです)。『うたしりとり』は、「俺はググらない!」という鉄のルールがあります。故に力を貸してください。タイトル、うたしりとりの既出はブログ内検索(プロフィールの下の「記事を検索」)で調べられます。

ヤット伝説へ

先日、一次リーグ突破を決めたアルゼンチン代表のマラドーナ監督は自国代表チームにネガティブな視点での報道ばかりしていたマスコミに対して「君たちは選手に謝罪する必要がある」と記者会見で言い放った。

ねえ岡ちゃん、
いえ岡田監督、
いや岡田武史監督、
貴方は同じことを日本国民と日本のマスコミに向けて言い放っても良かったんですよ!
いえ、言い放って欲しかった。そして土下座して謝りたかった。この僕も、何を隠そう一次リーグ突破はほぼ奇跡に近いことだと思い込んで疑わず、「いや、世界の強豪国に3試合もガチンコ勝負をしてもらえることだけでも大きいことですよ」なんて舐めたことを吹いて回っていましたから。本当にごめんなさい。岡田さん、これから貴方は日本サッカー協会のどんな肩書きを持ってる人よりも大きな顔をしてもらって大丈夫ですので。だって貴方はそこでどんな大きな顔をしている人よりも偉大なことを成し遂げた…あ、まだ途中ですよね。

それにしても、素晴らしい朝だった。いまだにあの美しい二本の直接FKの美しい軌跡は脳裏にくっきり焼き付いているし、この後きっと十年も二十年も焼き付き続くのだろうと思う。本田圭佑様の無回転ドライブFKと遠藤の鮮やかに巻いて決まったFK。いまだに頭の中でスロー再生が繰り返されている。それに、松井のアウトサイドで合わせたダイレクトシュートも惜しかったし、一旦トマソンのPKをセーブしたものの、跳ね返りを押し込まれてしまった時の川島の体全体で悔しがる姿は何よりも心を打った。特にオフェンシブな選手たちはパス回しでも、1対1の局面でも見劣りしない逞しさを見せてくれたし、(トマソンのシュートミスに助けられたのもあったけど、)守備の時にも高い集中力が保たれ、ポゼッションは奪われても危ない局面は数えるほどだった。ホント、ここ数年の代表の試合の中でも文句なしのベストゲームであったと思う。まさか一次リーグで2勝、勝ち点6を挙げるとは。予想できたのは日本人の中でも小森純くらいだっただろう(笑)。
本当、見事でした。朝から酔わせてもらいました。ビバニッポン!ありがとうニッポン!そしてさようならデーン王グスタフ=アドルフの子孫たち。次の相手は2002の時に松本市でキャンプをしたパラグアイだけど、そんなん関係ねぇ、蹴散らすのみのみ!おむこんでした。おやすみなさい。