げひらの草子

おむこんです。じわじわきてくれれば幸いです。ねえ聞いて、言葉は無限、だったらダジャレもきっと無限。(本文の内容とタイトルはあまり関係ないことが多いです)。『うたしりとり』は、「俺はググらない!」という鉄のルールがあります。故に力を貸してください。タイトル、うたしりとりの既出はブログ内検索(プロフィールの下の「記事を検索」)で調べられます。

ニとリ

omcon2010-01-06

こんばんは、今夜の添付写真、餅の食べ方は焼くとか煮るとかがオートバッ…いやいやオーソドックスだと思いますが、我が家には油で揚げるという食べ方があるんです。ってもしかして一般的なことかもしれませんが、ウチのオヤジの実家ではそういう文化はなかったみたいだし、どうなんでしょ?おむこんです。ちなみにこの揚げ餅には熱いうちに砂糖をザザッと散らしてそこに醤油をちょ〜いっとかけた『砂糖醤油』で頂くのがマウイなのでございます。
さてさて、毎年年末リリースが恒例となりつつあるいきものがかりの今回のアルバム『ハジマリノウタ』だけれど、初聴きの第一印象は前作よりもちょっと小粒にまとまったアルバムかなって感じたんだけれど、聴いているうちにじわじわとじわじわと染み込んできて、いつしか結構ヘビーに聴いている。いきものがかりはボーカルの吉岡聖恵ちゃんは(今作ではステキな♪未来惑星♪という曲を作っているけど、)ほとんど曲作りにはノータッチ。曲を作るのは両ギターの水野良樹くんと山下穂尊くん。この2人の書く歌詞はある意味対照的で、ほとんどのシングル曲を手がけている水野くんは『詩人』。耳に残るメロディーに言葉を上手に紡いで乗せる達人。対して山下くんは『哲学者』もしくは『哲人』とでも書くべきか。とにかく歌詞が深い。でも(槇原さんがあの事件の後できっと悟ってしまったような)説教臭さや押し付けがましい嫌な感じはなく、ただ心の深くへえぐるのではなく染みてくるのだ。そういえば今回のアルバムの収録曲には山下くんの曲が多く採用されていて、だからじわじわ染みるんだなあと改めて感じているところ。一曲目の♪ハジマリノウタ♪の「僕が生きた証を残そう いつの日かそれを夢と名付けよう」という歌詞は本当に深く深くへ聴く度に染み込んでくる山下くん作のすごいフレーズだし。この2人のソングライターの『両輪』がいきものがかりの最大の魅力なんだと誰か音楽コラムニストさんが書いていたけど、だからこそまだまだすごいバンドになっていく可能性を感じる。『クリスマスの約束』の小田さんしかり、ゆずとかキマグレンとかBEAT CRUSADERSとか色んな“他流試合”をこなしてるしね。僕はオーバーではなくいきものがかりが紅白のトリを勤めるまで応援するつもりでいる。
ただ、偏見と言われればそれまでなんだけど、男2人に女性ボーカルという編成のバンドって“ナニカ”が起こってしまう印象があるんだよね。メンバーが事件を起こしたりとか。だからこそ尚更いきものがかりには強くずっと3人で頑張っていって願っています。ガンバレ、いきもの!


ハジマリノウタ【初回生産限定盤】

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