げひらの草子

おむこんです。じわじわきてくれれば幸いです。ねえ聞いて、言葉は無限、だったらダジャレもきっと無限。(本文の内容とタイトルはあまり関係ないことが多いです)。『うたしりとり』は、「俺はググらない!」という鉄のルールがあります。故に力を貸してください。タイトル、うたしりとりの既出はブログ内検索(プロフィールの下の「記事を検索」)で調べられます。

幸せなケツ、待つ

omcon2009-03-14

こんばんは、今夜はハス嬢の実家に来ているんですけど、天ちゃんを抱っこしながらたまたま見た、最後の東京発のブルートレイン富士・はやぶさ』の廃止のドキュメンタリーを見て、かなり涙腺の蛇口を…おむこんです。数年前のGWにオイキムチ(仮称)と3人で九州沖縄を旅した時に名古屋から大分まで『富士』に揺られて、夜中までロビーカーでビールを飲みながら流れゆく夜景を肴に語り、そして(結局曇ってて見れなかったのだけれど、)車窓からの日の出を拝みたくて早起きしたので実質ほとんど寝なかったけれど、ものすごく濃い思い出として刻まれているあの旅。たぶんあのタイミングを逃していたら、生涯ブルートレインに乗ることはなかったかもしれない。そんな事を考えながら、その寝台列車に乗り合わせた人々の色々な物語を見ていたら、それも染みた。遠距離を時間をかけて夜をまたいで走る寝台列車だからこそ、月並みだけれど沢山の人生、沢山の物語、沢山の思いを載せて運んできたわけで、やはり無くなってしまうのは残念で仕方ない。そして長年乗務された車掌さんの最後の噛み締めるような車内アナウンス、これ、誰か映
画にしようよ。って思うくらい染みた。寂しいですけど、長年に渡ってお疲れ様でした。今度は鉄道博物館とかで会えるかしら?富士くんはやぶさくん。