げひらの草子

おむこんです。じわじわきてくれれば幸いです。ねえ聞いて、言葉は無限、だったらダジャレもきっと無限。(本文の内容とタイトルはあまり関係ないことが多いです)。『うたしりとり』は、「俺はググらない!」という鉄のルールがあります。故に力を貸してください。タイトル、うたしりとりの既出はブログ内検索(プロフィールの下の「記事を検索」)で調べられます。

 しかしながら、まあ今日は愉快なウチの会社の話を聞いてくださいな。久々に体内やるせないメーターの針が振り切れましたので。
 確かにauのニュースフラッシュ占いは12位でしたけど、今日は1日ずっとメーカーさんと同行営業で、なかなかファンキーなノリのまま1日回りきって会社に戻ってきた。ここまでは良かったんですけど、僕の机上に一枚のFAX。内容は要するに、ある一品の商品について、ウチの営業所が安売りをし過ぎるとライバル社からクレームがきました、と。商品名と販売価格までしっかり明記されたクレーム。ですので『大村くんは始末書を提出して下さい』との社長からの名指しのご命令で。まあちなみにその販売価格も(そのライバル社さんがあちこちでバラまいている価格たちに比べれば)カワイイもののはずで、しかも、そのFAXを見て事務のおねーさんがウチの営業所のその商品の販売履歴を一覧で打ち出してくれていたのだけど、その価格まで値引いてその商品を売ったことは一度たりともなかったし。その上で一通り頭を巡らせてみたが、心当たりもなく。しかし始末書をお書きなさいと社長命令が下っている以上は仕方がないので始末書にありのままの事実を書き、でもそのままだと始末書にならないのでお騒がせしてご迷惑をおかけして申し訳ありません、のような言い回しで、できる限り慇懃な言葉を散りばめて差し上げた始末書の文面を締めくくり、上司に報告。そしたら(事務のおねーさんが上司のところにも販売履歴一覧をFAXしてくれていたので)「結局、完全な向こうの言いがかりだよなぁ。わかった。俺から社長に報告しておくよ」ということで電話越しの一応の一段落。
 そのひとくだりで一気にどっと疲れて帰宅したのだが、なんだかライバル社さんのタレコミをそのまま鵜呑みにして俺自身にはなんの確認も調査もないまま「はい始末書♪」って、ね。愉快な会社でしょ?そういう局面でこそ後盾になってくれるのが会社という存在なんじゃないの?この程度にしか社員を信用してくれない組織のためにあと何十年か捧げる価値があるのかと、ひたすらやるせなくなった、というおハナシでした。ぱふっ。