げひらの草子

おむこんです。じわじわきてくれれば幸いです。ねえ聞いて、言葉は無限、だったらダジャレもきっと無限。(本文の内容とタイトルはあまり関係ないことが多いです)。『うたしりとり』は、「俺はググらない!」という鉄のルールがあります。故に力を貸してください。タイトル、うたしりとりの既出はブログ内検索(プロフィールの下の「記事を検索」)で調べられます。

 そう、同じくミスチルフリークの万馬(仮称)に先にゲッチュされて軽くほぞを噛んだ『I LOVE U』を僕は夕方ゲッチュして、あとはひたすらヘビープレイ。まず一曲目に収録されてるWorlds endという曲はラジオの先行オンエアで結構かかっていたので、もう割と耳馴染みになっていたのだが、どうもこの曲名からして、どうもネガティブなイメージで受け止めていて、そこから始まる今回の作品世界は「結構ディープ?」ってのが初聴きの時の感想だったんだけど、次に聴いていたら、いや、違う違う、そうじゃ、そうじゃない。Worlds endは『世界の終わり』なのではなく『世界のはじっこ(と思われている所)』なのだってことに気付いた。
 そうやって入り口に光が差したらそこから先もそんなに世界観は実は暗くない。確かに桜井和寿さんの歌詞はアルバムを重ねる毎に凶暴になってきてるのは感じてしまうけど、そこを他のメンバーがうまくオブラートに包んでいるんだなぁってことを、桜井さん剥き出しな感じのBANK BANDと聴き比べても強く感じるところだしね。
 世の中の歪みとか矛盾とかは時にかなりシニカルにえぐるけれど、でも桜井さんは人間が好きなんだなぁって強く感じるアルバムです。一人で聴くよりも誰かと車でも走らせながらBGMにしたい感じかな。ふふっ。


I LOVE U

I LOVE U