今日、父方の祖母が遠い旅に出たと連絡がありまして。
神奈川のその祖母はいつも陽の当たる縁側で微笑みながらお手製のくるみや夏みかんのお菓子をくれる、優しい暖かい祖母でした。
でも数年前から寝たきりになり、ここ数年は栄養も点滴からもらい、身内の顔もほとんどわからないくらいになってしまっていて、つい一月ほど前にもう無理に延命治療はしないでくださいと主治医の先生と取り決めてあったので、正直、「遂にこの時が来たのか」という心境でした。
いつでも気高く、忍耐強く、いつでも優しかったおばあちゃん。孫として少しでも受け継げるように、精一杯の表情で見送ってきたい。と思う。