げひらの草子

おむこんです。じわじわきてくれれば幸いです。ねえ聞いて、言葉は無限、だったらダジャレもきっと無限。(本文の内容とタイトルはあまり関係ないことが多いです)。『うたしりとり』は、「俺はググらない!」という鉄のルールがあります。故に力を貸してください。タイトル、うたしりとりの既出はブログ内検索(プロフィールの下の「記事を検索」)で調べられます。

omcon2005-01-24

こんばんは、今日ラジオに懐かしの間下このみ(委員長)が登場して思い切り(;゜∀゜)=3ウッキウッキーしてしまったおむこんです。今や委員長は写真作家ですって♪キャ
そういえば、こんな本を読みました『頭がいい人、悪い人の話し方 (PHP新書)』。会社の事務のおねぃさんに借りて読んだんだけど、これは多分本来なら読まずに一生終えてた本だと思うのね。なぜなら基本的に、俺、上からもの言われるの嫌いだから(笑)。
でもなんか流れで読んだってことは、読むべき本だったのかな、っていう理屈はともかく。
でもこの本は真剣に読んじゃダメだね。っていうのが率直な感想。「こういう話し方は頭が悪い」という分類が40項目にわたって綴られているのだが、俺たぶん20項目ぐらい当てはまったもん!…相当頭悪いってことやで、俺(笑)。でもきっと全部の項目に気を付けるようになったら、俺はきっと寡黙な人間になるね。つまり何もしゃべれないよ。メイビー。
でも、それぞれの分類に『(こういうタイプへの)周囲の人の対策』『(自分がこういうタイプだと)自覚するためのワンポイント』が添えてある(ここはかなり痛快にバサバサ斬っている)んだけど、俺がまさに当てはまる「自分の話ばかりしたがる人」のところに「こういう人はインターネットでエッセイでも書くといい」って書いてあったのには笑った。まーさーしーくー俺ジャンって♪
でもこの樋口教授、何十年にもわたって小論文の指導をしてきたというが、この本の文章は、羅列という形態に加え、抑揚も感じられないワンテンポな文章で、最後の方はもう文章の展開が読めるようになってきて、ちょっと読んでてダレちゃった感は否めなかった。実際にこの樋口教授は教え子に慕われる「話し方」ができているか、講義風景をちょろっと覗いてみたいなぁ、なんて考え、ちょろっとニヤリと企み笑いをしてみたり(^m^)。
しかし、抑揚になるのかはわからないが、この本のカットはしりあがり寿が描いていて、しかもそのタッチがむやみにパンチが効いていて、でも文体とは合ってなくて…それが狙いだったのか?もしかして(笑)
ともかく、あまり真面目な人、影響受けやすい人は読まない方がいいかも。あくまで「なるほどね」って読み流す程度の付き合い方をした方がいい本だと、俺は思う。
そしてこの本をもし上司に贈ったりする人がいたら、その人はまさに『漢』だろうね。少なくとも俺にはできないな。だって相当なレベルで察しの悪い上司でなければ、この本をイヤミを込めて贈られたことに気付くはずだろうからね(笑)。

頭がいい人、悪い人の話し方 (PHP新書)

頭がいい人、悪い人の話し方 (PHP新書)